完結·2024年11月14日 14:34
3,500文字
あらすじ詳細
地球代表の10歳の小学生ケンタが、宇宙評議会で深刻な問題を抱えていた惑星グリーンピースを救うという話です。グリーンピースはモフモフ星人の故郷であり、彼らの主食であるふわふわ藻が異常気象で危機に瀕していました。ふわふわ藻は銀河系の平和維持にも重要だったため、評議会のエリート宇宙人たちは解決策を模索しますが、有効な案が出ません。そんな中、ケンタは自分が宇宙風邪を引いた時に出た鼻くそに含まれるウイルスがふわふわ藻の成長を促進させる効果があると提案します。他の宇宙人たちは最初は嘲笑しますが、他に方法がなく、藁にもすがる思いでケンタの提案を採用。結果的に鼻くそは大成功し、グリーンピースは救われます。一見くだらない提案が世界を救うという、固定観念にとらわれないことの大切さを伝える物語です。ただし、現実世界で鼻くそを人にあげてはいけないという教訓も含まれています。閉じる
新着更新:第1話2024年11月14日 14:34