完結·2024年11月19日 20:24
8,000文字
あらすじ詳細
異常気象が人間社会を蝕み始めてから数百年――。人類は大国を中心に、『列車』という名の『人類救済措置』を発明し、火星移住計画を実行した。すでにテラフォーミングがある程度済んだ火星にワープするための機械装置を、『列車』と名付け、地球からの脱却を試みる時代が始まった。
日本の災害救助隊のメンバー、遠野(とおの)ひかりは組織内で東京駅に『列車』がやって来るという極秘情報を掴む。たった一人の肉親である祖母を連れて、ひかりは二人きりの逃亡を試みるが、『列車』に乗れるのは一握りで――。
この世の絶望と救済を謳う、ライトSF。
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新着更新:きらめく星に眠る2024年11月19日 20:24