完結·2024年11月15日 23:54
86,614文字
あらすじ詳細
今時のどこか冷めた人生を生きるだけのサラリーマンの青年。その前に顔も知らない親戚のおばさんが金髪の少女を連れて現われる。
そのおばさんは、少女を引き取ってくれないかという理由で青年の前に現われたのだが、誰とも関わりたくない青年は拒否する。しかし、連れの少女が話し掛ける言葉に、青年は何らかの誘惑に負けたのか、少女を養子にすることにしてしまった。
*
ここから青年と少女の生活が始まるのだが……この少女は出会った時から、少し変な兆しがあった。少女らしからぬ言葉に態度――実は死んだ少女の母親がとり憑いており、見た目は子供、中身は主婦なのである。しかも、厚かましいことに、その状態で母親の霊は娘を育てると言い始める。
普通なら拒否するところだが、この青年も少し変なところがあり、彼はその状況を面白いと捉え、あえて受け入れてしまうのである。
娘の体の所有権を奪ってしまった母親が娘に所有権を返すために奮闘し、それを仕方なく青年が手伝だったり、体の所有権が半分戻ったあと、母親の趣味の影響で娘がおばちゃん化していたことが発覚したり……。
しかし、何だかんだで、最後はちゃんと母親と娘は分離します。
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新着更新:エピローグ2024年11月15日 23:54