完結·2024年11月14日 22:44
1,401,018文字
あらすじ詳細
切っ掛けの少年から人とエルフに紡がれ、イオルクから―――へ―――から彼女へ受け継がれていく、剣があり、魔法のある世界での物語。
起…序章・切っ掛けの少年
承…材料編
転…作製編
結…終章・そして、それは彼女に受け継がれ……。
あらすじは【序章】のみ記載いたします。
【序章】
剣があり、魔法のある世界での物語……。
騎士の国・ノース・ドラゴンヘッドで十五歳の見習いの騎士イオルク・ブラドナーは正規の騎士への昇進試験に落ち続けていた。しかし、そんな彼に目をつけたのが、この国の姫である十歳のユニス・チェスロックだった。
小さな好奇心から興味を持ったユニスは御付きの女騎士ティーナ・クーガンにイオルクという人物を報告して貰い、その話の内容から自分の騎士にすることを告げる。
――が、そこで呼び出されたイオルクの性格は騎士とは掛け離れた緩いものだった。御付きのティーナをいきなり怒らせ、言動もイオルクが騎士の名家出身であることを疑わざるを得ない、酷いものだった。結果、事態収拾をすることになったユニスが筆記試験で騎士になれるかを決めることにした。
その試験結果、イオルクは合格点数に達しているものの、必ず正解しなければいけない問題に×を書いており、これが筆記試験に落ち続けていた原因であることが判明する。ティーナはイオルクの落第を強調するが、ユニスとは点数の約束のみとして、ユニスはイオルクを自分の騎士にすることにした。
その後、ノース・ドラゴンヘッドでは二度の暗殺事件が発生し、いずれもイオルクの活躍で暗殺を退けることになる。しかし、二度目の暗殺事件の時、イオルクは自身の武器を切断され、暗殺阻止の過程の際に王を足蹴にしてしまう。
これにより、イオルクは十年の国外追放になり、国を出ることになる。
そして、イオルクは切断された武器の衝撃から武器に興味を持ち、武器を造り出す者――鍛冶屋を目指して旅に出る。
※プロット作成完、下書き作成完、その後、本稿に仕上げて投稿としていましたが、本稿の投稿とプライベートとの両立ができなくなってしまいました。
しかし、物語は終わらせるのが最低限のルールですので、2023/1/1~ 強制終了版にて一気に終了させたものになります。
※この作品は、カクヨム様にも公開しています。閉じる
新着更新:終章・そして、それは彼女に受け継がれ……。 エピローグ 【強制終了版】2024年11月14日 22:44