連載中·2024年11月20日 23:00
21,087文字
あらすじ詳細
人類が環境に適応出来なくなった遠い未来。人類は地球を捨てて新たに観測した惑星に移住する事が決まった。
その新惑星への航行期間は約2500年、超巨大宇宙航行船には1機当たり約1億人の様々な人種、職業、世代の人類が乗っており全52機。
その1億人はA~Fまでの6つのグループに別れコールドスリープをしていて100年に1度交代でグループが覚醒し1年間1つの都市が丸々入った居住フロアで航行船のメンテナンスや体調管理、教育なども行われる。
ある日Bフロアの1度目の覚醒が行われ青年は最初の1年を過ごしていた。ある日ひょんなことから棚の裏に『Why are you here?(おまえは何故ここにいる?)』というラクガキを見つける。
100年前の入居者が残したものだった。仕事のトラブルによる修羅場をくぐり抜け紅茶を1杯飲みながらふとあのラクガキに答えを書いた。そしてまた次の入居者がそれを見つける。数珠繋ぎの話。
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新着更新:62024年11月20日 23:00