完結·2024年11月17日 21:01
91,314文字
あらすじ詳細
二十五歳の女性アルバイト、汐見秋は小学生からの親友、長門うさぎが殺されたことを知る。
それも死体の九割が密室内、一割が室外という異様な状態で殺されていた。
その上、殺された後も彼女が歩いている姿が目撃され、カメラにも映像が残っている。
うさぎはパパ活をやりながら、キラキラした情報をSNSにアップし続けていた女性だった。
そのために、生前から死後までアカウントは常に炎上し続けている。
うさぎが殺された理由は、SNSが理由なのか?
「分からない。なぜ、こんなことに……」
秋はバイト先の先輩、瀬沼有紗の紹介で黒葛川(つづらがわ)幸平と出会う。
彼は様々な人の『自分史』を代筆してきた、自伝のゴーストライターだ。
執筆の過程で様々な謎を調査、解決してきた男で警察からの信頼も厚い。
秋は黒葛川に依頼した。
「事件の謎を解き、うさぎの人生をこの世に残してください」
秋と黒葛川は事件を捜査する。
その過程で、さらに巻き起こっていく殺人事件。
その果てに、秋を待つものは。うさぎ殺人事件の真相は……?
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新着更新:エピローグ 旅立ち2024年11月17日 21:01