連載中·2024年11月19日 18:27
167,183文字
あらすじ詳細
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。
あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。
さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。
だけど、そんな事はどうでもいい。
「貴女に会うために生まれ変わったのに…」
ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。
一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。
しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!!
ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。
彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか?
聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。
※小説家になろうにも投稿しておりますが、若干内容が異なる場合がございます。閉じる
新着更新:第63話 失踪事件の痕跡2024年11月19日 18:27