連載中·2024年10月28日 20:22
127,913文字
あらすじ詳細
極度の寒冷化に見舞われた未来の地球。
地上の大半は氷に覆われ、ほとんどの生物が地上から姿を消した。
わずかに生き残った人類は地下深くに無数のシェルターを造り、そこを新たな生活拠点としていた。
地下シェルターで生まれた主人公『ハル』は、地上のことを知らないまま、地下シェルターの人工農場で働いていた。
そんなある日、ハルは偶然地下シェルターの立入禁止区域に入り込んでしまう。
そこに用意された潜望鏡から見えたもの。それは一面氷に覆われた地上の姿だった。
ハルは、生まれて初めて見る地上の光景が、幼い頃から聞かされていた通りのものだったことを知り、ある疑問を抱く。
『何故、地上は氷に覆われてしまったのか』
『もう、人類は地上には戻れないのか』
『誰も、地上に戻ろうと言わないのは何故なのか』
尽きない疑問を解き明かすため、ハルは地下シェルターを出る決意をする。
協力者の存在、襲い来る巨獣。そして、行く手を阻む謎の組織。
氷に覆われた世界の向こうに、彼は果たしてなにを見るのか?閉じる
新着更新:第24話2024年10月28日 20:22