連載中·2024年11月12日 21:00
131,709文字
あらすじ詳細
知名度の低い女優・羽柴祈里はやっとの思いで役をゲットした。その役は事務所が投資者を通してクライアントにテコ入れしてもらった結果得られたものであり、事務所は投資者への感謝を伝えるために祈里を連れて行く。そこに現れた投資者はかつての恋人である日下部梓だった。しかし祈里は梓から厳しい言葉を投げつけられることとなる。
祈里は前払いで受け取った報酬を持って、父親の代わりに闇金へ借金の返済に行く。その際、闇金の東間環(とうまたまき)から「一晩付き合えば、この金は返さなくていい」と言われ襲われる。祈里は抵抗し相手の頭を殴って逃げ出すが、梓の運転する車と接触してしまう。祈里は梓に責任を問わない代わりに自分をこの場からすぐに連れて行ってほしいと懇願する。負わせてしまった怪我の手当てのため自宅に祈里を連れてきた梓は、祈里の綺麗なウエストラインとスタイルに目を奪われる。そして、祈里が借金の返済に追われていることを知っていた梓は「金に困っているのなら、俺が女優としてお前をトップに立たせてやる」と祈里に豪語する。閉じる
新着更新:第四十三話 声を聴くだけで2024年11月12日 21:00