ひとくち設定解説【セチア】

　綴りは「sechia」。顎を意味する。この場合は龍の顎を指し、龍仕人の敵となるものを噛み砕く、という意味が込められている。

　龍仕人直属の親衛隊であり、その意思を実現するためには手段を択ばないとされる。しかし、どのような活動を行っているのかについてはかなりの部分が秘匿されており、実情は知られていない。頸創の言うように、ツンゾと繋がり不穏分子を排除している可能性も度々指摘されている。

ひとくち設定解説【狩人の術】

　大陸共通語では「feon（フェオン）」。纏術は「panla feon（小さな術の意）」、導術は「ldo feon（大きな術の意）」。

　前提として、肉体と世界は、小さな世界と大きな世界という形で対比になっている。小さな世界に作用するものが纏術、大きな世界に作用するものが導術である。

　龍の力を以てそこに干渉する手段が術であり、結果が纏や導である。その名称の歴史は古く、ヴィアクインクの時代には既に使われていたとされる。

　導術や纏術は魂を肉体に結び付ける魂の座に損傷を与えることが可能であり、これなくして龍狩りは成し得ない。

ひとくち設定解説【クィサ・フォ・オウヤナ】

cuisa fo ouyana。始原島に住む四本腕の種族であり、龍の骨を修復する秘術を受け継いでいる。背は低く、寿命が長い。

　その有用性及び希少性から度々ツンゾに狙われており、彼らの集落にはツンゾを寄せ付けない結界が張られている。

　

ひとくち設定解説【鳴崩】

　雷の纏術。雷業家ではこう呼ばれている。

　速さを追求した纏であり、単なる高速移動だけでなく、思考速度を含めた肉体のあらゆる部分を高速化させることで、同じ雷の力を持たない限りまともに認識できない速度での戦闘を可能とする。

　だが、その神髄はそこではない。

ひとくち設定解説【真なる不死】

　どんな傷を受けても死ぬことのない不死性を持ちながらも、龍の呪いではなく祝福を受けている存在。そのため、術を無制限に扱うことができる。

　しかし、リズは封印を受けており、術を放つことができない。

　その祝福がどのような手段によって受けられるものかは、現段階では知られていない。