雪の中を歩いていると、行く手に突然、壁が現れた。
もうこれ以上、前に進むことができない。
仕方なく道を戻ろうとすると、驚いたことに、歩いてきた道が消えていた。
足跡一つ残っておらず、僕は途方に暮れてしまった。
立ち尽くしていると、あっという間に膝まで埋まり、腰まで埋もれて、
それから……。