余命半年と宣告された。
ずっと不摂生を重ねてきたのだから、
体内で時限爆弾を育ててきたようなものだ。
だが、禁酒禁煙などしない。延命など考えない。
俺は即座に、金物屋に駆け込んだ。
素早く万引きをして、歩行者天国へと向かった。
包丁と金づちを手にして、雄叫びを上げる。
「貴様ら全員、道連れだ」