完結·2024年11月20日 21:00
72,632文字
あらすじ詳細
これは千度の転生の果てにようやく幸せになる物語。
思い出した。
記録も残りようがないほどはるか昔、竜に恋をしたことがある。
結ばれるまで幾度でも転生する呪いをかけられて、六体の竜の時代を生きてきた記憶。
ようやく思い出した。今の妻が、千度生まれ変わっても結ばれたかった相手なのだと。
だからちょっと、思い出話をしよう。
これは千回の転生の果てにある『今』から、転生するたびにそれぞれ違った大事なものを抱え、迷い、悩み、怒り、時には絶望したり命を懸けたりしてきた……
暇な時にするにふさわしい、嘘みたいな本当の話。
※小説家になろう、ハーメルンで同タイトルにて完結まで投稿済
カクヨムでは『一番最後に竜と人が結ばれるお話。』というタイトルで完結まで投稿済閉じる
新着更新:第28話 魔導士へ2024年11月20日 21:00