連載中·2024年10月20日 23:58
34,461文字
あらすじ詳細
「オマエだけ」鬼の戯言に付き合う午前零時。
一途な鬼の口説き方。「後悔なんて、死んでからすればいい」
午前零時に鬼が嗤えば危機迫る。
幽世と現世の境界は、黄泉比良坂にあり。
閻魔庁の支配下組織『黄泉比良坂所』には、御役所勤めの鬼がいる。
霊魂管理部調査課のアスラは、今日も黄泉の入口と現世を繋ぐ神木仏具店の仏壇から現れた。
「また、貴方ですか」
迷惑そうな老舗仏具店の店主・神木マヤに、鬼が嗤う。
「今日も明日も俺だ」
今宵の目的は、現世で行方不明になった霊魂の緊急捜査。メッセージは遺書。
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新着更新:第4話2024年10月20日 23:58