完結·2024年09月16日 00:00
120,566文字
あらすじ詳細
妖気皆無、妖に至る輪廻の記憶も皆無。おまけにその性格と言ったら愚図としか言いようもなく「狐」の癖に「狐らしさ」もない。それ故の名は間を抜いてキネ。そんな妖狐の少女、キネは『誰かは分からないけれど会いたくて仕方ない人』がいた。
自分の過去を繫ぐもの金細工の藤の簪のみ。だが、それを紛失してしまった事により、彼女は『会いたかった人』との邂逅を果たす。
それは自分と違う生き物……人の青年だった。
嗜虐癖ドS陰陽師×愚図な狐 切なめ和ファンタジーです。
※直接的な性描写はありません。R15程度のレイティングだと思います。閉じる
最近更新:日照雨の降り注ぐ初夏2024年09月16日 00:00