連載中·2024年11月29日 18:00
46,085文字
あらすじ詳細
現代、「友梨」は某百貨店内筆耕サービスに勤務していた。
しかし、彼女と同じ勤務の年上婚約者による婚約破棄の末、彷徨い歩いていると、招待状の手紙を車道に落としてしまう。
慌てて拾うも、彼女は交通事故に遭った際、明夜時代へ「伏原 百合子」として転生する。
転生してから十八年後、百合子は、養父母が営む代筆屋「白鳥」の看板娘として勤めている。
ある日、百合子は、お使い帰りにぶつかった節に形見である大事な「百合柄の櫛」を落としてしまったことに、拾った異国の男性がいると一人の執事が訪ねる。
だが、執事曰く、彼女の櫛を持っているのは、主人・ウィルであり、それを返すために、彼からの依頼として、手紙を書くよう告げる。
手紙の依頼をきっかけに、百合子とウィルとの間の恋心が揺れ動き始めようと……。
ほんわかな邦人女性とシャイな異国男性による架空明治時代・浪漫恋物語。閉じる
新着更新:第十六話 百合子の直筆2024年11月29日 18:00