第34話 7/28 えりも町・百人浜オートキャンプ場→浦河町・ゲストハウスMASAGO

 起きたら青空が!

 七時近くに起きたので!とろとろ朝食べてそれから支度〜と。

 マットもう無理感炸裂。夜中に目覚めた時ぺちゃんこで空気入れて寝なおしてまた。

 温かさを保つにはエアマットはそれ以外のものよりいいと思うのよ。ただワタシの様な下半身特にデブには激しく一年、がぎりぎりですかねえ。何処か穴が、というよりはタイヤのバルブがいかれた時の駄目感に近いのですよ。はあ。


 ともかく出発。

 …そして地獄を見た。

 ワタシが今回百人浜のキャンプ場からauナビを使って検索したのは、対象が自転車、そんで「坂が少ない」。

 確かに他のルートより坂の数は少なかったけど!低かったけど!

 何ですかこのダートは!

 そんで心臓破りの激坂(少なくともそう感じた)が堅くない地面だったって!

 対象が何処のMTB好きですかいっ!

 あと、単純にどんどん山奥になっていって怖いから鈴鳴らしっぱなしとか、だけど引き返すには遅かったとか色々…

 いやもうその時点でやばい汗だったんで、また人目のないのをいいことに()


 とは言え、あとは楽でした。いや、楽というよりは「こんな距離伸ばすのに適した日に入らないのは損」だな。

 何せ海沿いルート、追い風、気温もいい感じに上がってきて。海沿い強風地帯育ちとしては、これは使うしかないと思いますよ。

 何とか336号線に合流して、最初に出会えたセコマがイートインできるとこだったので、そこで一日分のショートカット決定。

 アポイ山麓のキャンプ場がいい感じで、去年そこで温泉とまったりに目覚めたんだけど。

 ただ!この終盤戦、うまい距離にキャンプ場があるとは限らないんだよな。

 天気はよさげ。ともかく行けるなら行くし、キャンプ場にもこだわれない。

 ということでそこから去年泊まっていい感じだったゲストハウスに。

 銭湯とラーメン屋が一緒なんて!


 とか思いつつも、ひさびさに良い感じの天気。気持ち良くさくさく走り、写真撮りまくり。

 やっぱり曇天だった去年とは印象が全然違う。あちこちで「昆布作業中」って看板がでてたけど、えりもで収穫したり干し出してる途中の昆布を様似ではまとめて束ねてカットしてたり。

 トンネルも、あちこち工事中のせいか片側通行で音で疲れなかったし。そもそもこのルートのトンネルにはちゃんと歩道が広く取られてた!ありがたや。


 ただ!

 走るのに夢中になってたら昼飯のタイミングを失ってなあ…

 着いてからラーメン!と思ったら、…昼の部が終わってた。

 流石にこの状態で銭湯行ったら目を回す。

 パンを突っ込んでおいたわー。


 ☆


 いやー記憶って結構いい加減よね。

 銭湯は良かったわ〜ゲストハウス泊まるとただ。水と湯の調整を一度にする懐かしい押すタイプ。固定の小さなシャワー。

 ざくざく洗った後にのたのた湯船あちこち時間かけて浸かるのは、去年ここの次で覚えたんだよなあ。


 で、だらけた後やっとラーメンを食べに行ったのさー。

 ここのは昆布ダシがよく効いて美味いんだ…


 ちなみに。

 ワタシはドミトリーを選んでるんだが、使えるとこは限定してるんじゃないかと思う。

 共有場所も綺麗だしおススメ。今年は扇風機も入ってるな。