第20話 7/14 網走市・北海ホテル→斜里町斜里・クリオネキャンプ場

 さてまた出発。

 脚が…重い!ということでのんびりふらふら走りました。

 しかし何というか真夏仕様にドバッと汗腺が開きまくる状態からなかなかこの気温には適応できませんな。東海の春並みなんですから。

 ともかく首筋を冷やさないように、帽子からまた布被りに。去年はあまり考えずに陽射し避けとして使ってたけど、こうも襟の無い服ばかりだとさすがにヤバさを感じましてな。


 道中は風が重いなー、とは思ったんだけど、ともかくいい天気で。風景も良くて写真とりまくり。

 中間辺り、浜小清水は懐かしく。去年前浜のキャンプ場に泊まったんだよな。あんときは実に風が強かった。そんでハマナスがフレトイ展望台に向かう道にこれでもかとばかりに咲いていた。

 あれよりはハマナスの時期は過ぎてしまっていたけど、それでもちらほら。

 近づく道では右に馬、左に原生花。

 そんで軽くごはんにしてだな。


 ただちょっとそこで、予定してたキャンプ場へのナビルートをそのまま使うと店によれないかなあ、と思って、ナビだと出にくい店情報のためにGoogleマップ開いたら、温泉に近いキャンプ場あるじゃん!と。

 検索してみると6月からやってるし、なんか小さなバンガローみたいな「モバイルテント」は気になったし。

 後で聞いたら、引きずって移動できるからモバイルなんだと。

 通常のテントで500円。モバイルが1000円。まあ試してみるのもいいかなと。

 つか、どっちも電源が取れるってのが魅力だったんだよ。

 で、公式ホームページから電話してみたら特に予約も要らないということで、さくっと向かいました。

 そんで看板に温泉宿と一緒にでてたことから期待したとおり、すぐそこに日帰り温泉が。なおかつ半額になってですね。

 ゆっくり…まではできなかったけど、お肌がつるつるになる系。


 設備は改装中のものもあったし、コロナ対策でできないものもあったけど、ワタシとしては、コンロがある調理場とか、兎にも角にも色々用意してるのはありがたかった。

 まじ温かい飲み物は必要。

 ランドリー、というか洗濯機と乾燥機もあるし。


 ただ!

 店がある地域の手前で降りたかたちだったので、…明日の朝飯が足りない…

 本当に!足りないので、明日はあるもので多少なんとかしつつ、はよ出た方がいいん…だろうな。道東の目的に本当に近づいてきているし。

 天気続いて〜!


 ***


・網走~斜里間

 去年足を踏み入れていない地域に入ろうと。

 風向きはやや…… でしたが、やっぱり景色は興味深かった。普段の生活の中で絶対見られない様なものを見るのが楽しみなんだけど、オホーツク海沿いはそれが沢山見られて嬉しく。


・クリオネキャンプ場

 個人の~ということで、キャンピングガイドに載せるのを断っているところだそうです。本当にたまたまマップで見つけて公式ページを見つけて、位置とか温泉とかモバイルテント? とか色々興味持って行った次第。

 もの凄く手作り感満載でした。

 ので何処に入り口が? とか誰か居ませんか~ということはあったけど、一度対応してもらってからは色々余裕。

 何というか、バイカーチャリダーその他わいわいやるのが好きな人々には嬉しいところではないかと思います。

 ワタシ個人としてはこの閑散とした時期だからよかったかと。

 でも時期が時期だったので、今はもし沢山来たとしても以前のようにわいわいとはできなかったでしょうな。

 モバイルテントは一人、もしくは二人が寝るのにぎりぎりのバンガローという感じでした。マットがあらかじめ敷かれています。……それでも腰に来たあたりは自分のケツの重み()

 とにかく良いキャンプ場でした。


・温泉

 本当に湯質は素晴らしかった。

 ただ問題は! なかなか蛇口が上手くわからなかったんですね。なので浴槽の湯で洗いまくりました。

 ゆっくりできる様なところは格別なかったので、さくっと戻りました。歩いても湯冷めしない距離です。


・温かい飲み物

 ……は欲しかったんですが、湯を沸かすのが面倒になっている辺りが!