すでに作家としてスタートを切っている方々に、作家生活についてのさまざまなお話を聞く「ネオページ・インタビュー」。
今回は、自分が納得いく内容に仕上がったときは楽しいといった『雨樹義和』さんにお話を伺いました。
——まず、自己紹介をお願い致します。
雨樹義和 雨樹義和と申します。web上で小説投稿を始めて14年ほどになります。
——小説家を目指したきっかけは何ですか?執筆活動で影響を受けた作家や作品はありますか?
雨樹義和 16歳のときに雑誌の小説コンテストで佳作をいただきまして、それ以来ずっと書いております。最も影響を受けたのは吉川英治氏でしょうか。とくに「三国志」の文庫版はボロボロになるまで読み返しております。
——これまでにどれくらいの作品を書かれましたか?特におすすめの作品とその理由を教えてください。
雨樹義和 過去作の総数は自分でも把握しておりませんが、現在web上で発表しているものは八作品あります。そのなかで、現在他サイトに発表中の「ななまほ ~魔法の魂、ここに在り~」は、完結作でもあり、最も気に入っている作品です。
——作品の魅力を表現するために、通常どのような技法や要素を取り入れていますか?
雨樹義和 やはり主人公ですね。まず主人公に強い個性と魅力があれば、物語は後から付いてくる、と思います。それと、これは個人的な信条なのですが「キャラにお説教をさせない」ということを常々意識しています。
——今回の連載新作で、読者に特に注目してほしい点は何ですか?
雨樹義和 主人公だけど主人公ではない。ひたすら推しを見守りたい!そういう特殊なスタンスのミーハー女子が、かつて遊んだゲームに酷似した世界に転生し、そこで何を思い、いかに「傍観者」らしく立ち回ってゆくのか。そのあたりが見所かと思います。もちろん恋愛もあります!
——初期に「ネオページ」とやり取りをしていた際、どのように感じていましたか?
雨樹義和 最初はX(旧ツイッター)のDMでしたね。その後はメールのやりとりだけで全て決めていったわけですが、ネット上のみでの交渉というのは正直、少々不安も感じていました。
——「ネオページ」と契約する決め手となったものは何ですか?
雨樹義和 原稿料も大きな決め手ではありますが、新規サイトの立ち上げに最初から参加できる、という点が一番の決め手でした。こんな面白そうな機会は、そうそうないだろうと思いまして。
——契約した現在、「ネオページ」との契約の形についてどう評価していますか?もし以前に不安に感じていた点があれば、現在はどのように感じていますか?
雨樹義和 とくに問題は無いと思っております。契約前には不安もありましたが、現在では信頼しうる相手であると認識しています。
——執筆中に直面する主な悩みや課題は何ですか?逆に、最も楽しいと感じる瞬間はいつですか?
雨樹義和 執筆中の苦楽は表裏一体といいますか、あれこれ悩みながら書き上げ、自分が納得いく内容に仕上がったときはやはり楽しいものです。
——「ネオページ」からどのような支援を期待していますか?現在、「ネオページ」の編集者との交流で感じていることは何ですか?
雨樹義和 自分への支援というよりは、なによりまずネオページそのものの規模拡大、来訪者の増加を期待したいですね。それが結果的に自分の読者の増加にも繋がると思いますので。
——一日のうち、どれくらいの時間を執筆に割いていますか?「ネオページ」の契約作家になってから、日常生活と執筆活動のバランスはどのように取っていますか?
雨樹義和 一日あたり大体二~三時間くらい執筆しています。もともとweb上での小説投稿を始めて以来、そういうスケジュールでやっておりまして、契約後もほぼ変わっていません。
——周囲に執筆活動を支えてくれる、または応援してくれる人はいますか?応援してくれるファンに向けてどのような言葉を贈りたいですか?
雨樹義和 自分が今日ここにおりますのも、読者の皆様方のおかげです。皆様に楽しんでいただける作品を書き続けるため、今後も精進してまいります。
——今後どのような作品に挑戦したいと考えていますか?
雨樹義和 いずれは本格的な歴史物に挑戦してみたいと考えています。日本の戦国時代、中国の春秋戦国など、魅力的な題材は数多くありますね。
——小説家としての活動で達成したい目標は何ですか?今回の契約がどのような影響を与えたと思いますか?
雨樹義和 まずは書籍化が一番の目標です。ネオページさんとの契約によって、この目標へ大きく近付けたのではないかと思っています。
——「ネオページ」の今後の発展に対してどのような期待を抱いていますか?
雨樹義和 あらゆるジャンルの作品が集い、書き手も読み手も、ともに楽しみ、
語り合える場所となっていただきたい。そう心より願っております。
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