連載中·2024年11月23日 21:01
4,452文字
あらすじ詳細
西暦二〇一四年四月十二日。軍都として始まった旭川の地で、世界はズレ始める。
その日、十四歳になった橋本椿子は、父親の書斎で手に取った一冊の本に記された一首の回文歌をきっかけに超常の力を発現する。
椿子は無意識に発動させてしまった力によって、図らずも取り返しのつかない事象への干渉を行ってしまう。
その干渉によって起こった悲惨で残酷な事実を、超常の力を監督する諜報機関の機関員である五十鈴一樹から知らされた椿子は、罪の十字架を背負うと共に超常の力を二度と発動させないという枷を負う――閉じる
新着更新:第2話 三人の死2024年11月23日 21:01