連載中·2024年11月23日 21:39
80,302文字
あらすじ詳細
お父さんが事故で帰らぬ人になり、お母さんは私を残して自殺……。私の日常はあまりにも呆気なく崩れ去ってしまった。残された私はというと、今年の春に高校生になったは良いものの、立て続けに両親を失ったショックで家に引きこもっていた。
「もう、死んじゃおうかな?」
友達もいない私はそう決意して、お母さんが自殺した富士の樹海に入っていく。絶好の死に場所を探して彷徨っている内に、樹海の奥地に文字の森と書かれた森を発見した。
その森の中には何故かコテージがあり、その庭のベンチの上では、タオル地のクマさんが気持ち良さそうに眠っていた!
目覚めたクマさんは何故か私の名前を知っていて……。閉じる
新着更新:第三十二話 アライグマのあーさん 42024年11月23日 21:39