連載中·2024年11月08日 22:38
30,428文字
あらすじ詳細
ここ、エルビアータ王国ではエルフは魔法を使う恐ろしい存在だと忌避されていた。
そんな国でハーフエルフの少女・ミーシャ(14)と腹違いの兄で純エルフ・アル(21)はひっそりと暮らしている。
しかしミーシャは生活魔法すら使うことができない。そんなミーシャをアルは懸命に世話をし続けた。
ある日、ミーシャが畑仕事をしようと出ていくと、森の木陰でなにやら蠢くものがあった。
ミーシャは熊だと思い込み、咄嗟に鍬で迎え撃つ。
そして熊だと思い込んでいたものは、人間で、マーヴィンという敵国のスパイだった。
ミーシャはマーロンを看病するが、マーヴィンはミーシャがエルフの血を引くということを知り、利用するために強引に連れ去らう。
そうしてミーシャとマーロンの旅が始まってしまうのだった。閉じる
新着更新:017 ミーシャの力2024年11月08日 22:38